失敗しないテニスラケットの選び方

テニス基礎知識

・自分に合うラケットってどうやって選ぶの?

・使うラケットでそんなに変わるの?

・値段も高いし失敗したくない。

今回はそんな悩みを解決する記事を書きました。

わたしもテニスを始めてからしばらくの間はラケットの知識がなく、見た目のかっこよさだけで購入していました。

今思うとそれが上達の妨げになったり、腕を痛める原因になっていました。

特にジュニアの子たちは一度ラケットを買ってもらうと3年くらい使い続けますよね。その大事な一本をわたしのように失敗してほしくない!

これを読んでいるあなたには、自分が納得して使えるラケット選びができるように、できるだけ分かりやすく解説していきます!

本記事の信頼性

選手として10年、コーチとして10年テニスと向き合ってきました。
15歳からテニスを始めインカレ・国体・日本リーグに出場経験があります。
主な指導実績は全中・インターハイ・全日本ベテランetc

ラケットのスペック

ラケットにはそれぞれ特徴があり、重さや面の大きさによってボールの飛び方が全然違います。

まずはラケットの基礎知識から説明していきます。

重さ

ラケット選びで最も大事なのは「重量」です。

重いラケットを使うメリットは、ボールを飛ばしやすく、相手のボールに打ち負けまけにくい。プロが重たいラケットを使うのはこの為です。

ラケットの重みを利用してスイングできる上級者にはオススメですね!

デメリットとしては、扱うのが難しく振り抜きづらいこと。また体をうまく使えないとケガのリスクもあります。

反対に、軽いラケットは振り抜きやすく、扱いやすいのでボールに当てやすいです。

力のないジュニアや女性、高齢者の方にはまず軽いラケットから使うことをオススメします!

相手のボールが強いと、面がブレたり押されたりしてケガのリスクがあるので、上達と共に少しずつ重たくしていけば良いですよ!

もし迷ったら男性の場合は300g、女性の場合は280gくらいを狙うと、ある程度上達しても使えるので失敗しづらいです!

ジュニアは体格やレベルによっても変わるので、できればショップの店員さんやコーチに確認してから購入してくださいね!

・~270g:軽い

・270g~285g:やや軽い

・285g~305g:標準

・305g~320g:重い

フェイス

フェイスサイズ(面の大きさ)もプレーに大きな影響を与えます。

面が小さいラケットは振り抜きが良く、面が安定しやすい。コントロール性も◎です!

ただボールが飛びにくく、スピン回転もかけづらいため、スイングスピードの速い上級者向け。

面の大きいラケットはスピンやスライス回転がかかりやすく、ボールが飛びやすいため、スイングスピードが遅い方向け。

迷った方は標準の大きさの100平方インチで間違いないと思います。

・~95平方インチ:小さめ

・95平方インチ~105インチ:標準

・105平方インチ~:大きめ

フレーム厚

フレーム厚とは、言葉の通りフレームの側面の厚さです。

フレームが厚いほどボールが飛びやすく、フレームが薄いほどボールの飛びが抑えられます。

最近のラケットは、昔と違ってフレームが薄くてもパワーがあるモデルが多いです。

男性であれば21mm〜22mmを選んでも問題ないですが、男女ともに初心者の方はまず23mm〜26mmを選ぶのが良いですよ。

・〜22mm:薄め

・23mm〜26mm:標準

・27mm~:厚め

フレーム形状

フレーム形状とは、上の図のようにラケットフレームの断面でボックス形状ラウンド形状に区別されます。

四角い形をしたボックスタイプは、打感が柔らかいのが特徴でよくしなります。

楕円や三角の形をしたラウンドタイプは、反発力が強いのが特徴で楽に強いボールが打てます。

一般的にはラケット重量の重たいものにボックスタイプが多く、ラケット重量の軽いものにラウンドタイプが多いです。

バランス

ラケットのバランスとは、重心がどこにあるかを示しています。

一般的に先端に重さが集中しているものを「トップヘビー」、グリップ側に重さが集中しているものを「トップライト」、ほぼ中央に重心があるものを「イーブンバランス」と言いますが、それぞれで特徴が異なります。

トップヘビーのメリット・デメリット

メリット:先端を走らせやすく、遠心力を使ってスイングしやすいこと。

デメリット:とっさに動かしにくく、操作性が悪い。

トップライトのメリット・デメリット

メリット:取り回しが良く、動かしやすいので早いボールに対応しやすい。

デメリット:遠心力が利かないので強いボールに打ち負けることがある。

イーブンバランスのメリット・デメリット

メリット:オールラウンダーに適したバランス

デメリット:ストロークやボレーに特化していない

最近はトップライトのラケットはかなり減ってきており、ストローカーに好まれるトップヘビーやイーブンバランスのものが多いですね!

ただ、わたしは重量やスイングウェイトの方が重要と思っているので、静止時のバランスはあまり気にしていません。

・トップライト:~310㎜

・イーブンバランス:315前後

・トップヘビー:320㎜~

ストリングパターン

ストリングパターンとは、ラケットに張るガットの目の粗さのことをいいます。

この目の粗さによって回転のかけやすさ、ボールの飛び方が変わってきます。

ストリングの目が細かい程ボールが飛びにくく、回転がかかりにくいが、コントロール性は高い。

ストリングの目が粗い程ボールが飛びやすく、回転がかかりやすい。ただ少しコントロールが難しく、本数が少ない分ストリングが切れやすいです。

今市場に出ているほとんどのラケットはメイン(縦糸)16本×クロス(横糸)19本なので、迷ったらこのストリングパターンを選べば間違いないです。

・16×19:細かめ

・18×20:標準

・16×15:粗め

グリップサイズ

最後にグリップサイズ(グリップの太さ)について解説します。

グリップサイズが細い程、リストが動きやすい。適正に対して細すぎると痛める原因になる。

グリップサイズが太いと、リストが動きにくい。適正に対して太すぎるとインパクトがズレやすいと言われています。

やはり「自分が力まないで持てる握りやすいグリップサイズ」を選ぶのが一番大事です。

同じグリップサイズでも、メーカーによって多少違うので購入の前に握ってみることをオススメします。

もし迷ったらG2を選び、後から元グリップを細くしたり、オーバーグリップを巻くなどして調整しても良いですよ!

・一般男性:G2,G3

・一般女性:G1,G2

・ジュニア:G1,G2

ラケットにこだわる理由

ラケットに限らず、ストリングやシューズにも言えることですが、上達を狙う方には道具にこだわって頂くことをオススメします!

重量やバランス、ストリングの強度が自分の適性範囲とかけ離れていた場合はケガのリスクが上がります。

また自分に合ったラケットを選ばないと、上達にも影響します。

コーチ目線でお話すると、上級者と初級・中級者との違いの一つに「動作の滑らかさ」があります。

これは主導筋と拮抗筋の使い方が関係しているため、ただ力を抜こうとしてもあまり効果がありません。(上級者の滑らかな動きは拮抗筋が緊張していないため)

適切なラケットで練習していない場合、無駄な力が入りやすく「動作の滑らかさ」を習得しづらいです。

自然と無理のない動作にするためにも、あなたには是非自分のレベルに合った正しい道具を選んで頂きたいです。

まとめ

バボラのピュアドライブが世界中でヒットした事により、黄金スペックと呼ばれるフェイス100平方インチ・重量300g・バランス320mmのラケットが各メーカーからたくさん発売されました!

初心者の男性で何を選ぶか迷う方は、このスペックを基準に選べば失敗しないです。

初心者の女性の方は100インチ〜107インチ・270g〜285g程のラケットが良いのではないでしょうか。

今はラケットの貸し出しをしているショップが多いので、ある程度のスペックを決めたら是非1度試打してください。

スクールに通っている方は、試打をしながら担当コーチに相談しましょう!

試合に出場しているような同じラケットを2本以上揃えるプレーヤーの方は、必ず専門店でスペック計測をしてもらう事をオススメします。

同じラケットでも、重量やバランスポイントは誤差が必ずありますので、出来るだけ近いスペックのものを購入して下さいね!!

最後に僕がオススメするラケットを紹介しておきますね。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

 

【ピュアアエロ】バボラの黄金スペックラケット
これからテニスを頑張りたい男性にオススメのラケットです。
僕は重りをつけて使用しています。
スピン性能が非常に高く気に入っています!

 

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