トスアップでお悩みの方へ。トスを安定させる方法【テニスサーブ上達】

テニス入門

「サーブはトスで70%決まる」

テニスをする人なら一度は耳にしたことがあると思います。

頭では分かっているのに、

・トスが思ったところに上がらない…
・何回も上げなおして打つためリズムが悪い…
・トスに気を取られて肝心のインパクトがバラバラ…

初心者の方に限らず、
こんな悩みを持っている方は多いと思います。

トスが上手く行かなかった場合
・良い打点で捉えられない
・足から順番に力を伝えられない
・トスに意識が向いて次のプレーに影響が出る
このようなデメリットが発生しますから、
なるべくトスは安定させたいものですね。

それでは早速「トスを安定させる方法」
を具体的に解説していきます。

トスを安定させる方法

今回ご紹介する方法は、
管理人が日頃コーチングをしている中で
特に効果があったものです。

考えすぎてもトスはうまく上がりませんから
「全ての方法を完璧にやろう!」
と思う必要はありませんので、
あなたのトスアップのヒントになれば幸いです。

ボールの持ち方

まずはボールの持ち方。

トスが安定しない方の多くは
指先でボールを持ってしまっています。

指先でボールを持つと、
リリースする時に指に引っかかりやすく、
トスに回転がかかってブレやすくなります。

そこでオススメしたい持ち方が
「指の付け根で支える」です。

・掌や指先にボールを乗せるのではなく、指の付け根でそっと支える
・ボールを持つ左手の掌側を上に向けておく(手の甲側が下を向く)
・ガチガチに握りすぎないように注意

それでも指に引っかかってしまう方は
「コップを持つように支える」と良いです。

持ち方のポイントとしては
指に引っかかりすぎなければOKなので
トスしやすい持ち方を試してみてください。

肩を視点に上げる

 

次の注意点は、肩を視点にトスを上げること。

トスがブレてしまう方は「手首・肘・膝」
が大きく動いている場合があります。

使う筋肉や関節の数が多いと、
当然ボールもブレやすくなるので
気をつけましょう。

リリースする位置を一定に

もちろんボールを離す位置も大切です。

関節が大きく動かないように気をつけながら、
目線から頭の少し上までの範囲
ボールをリリースしましょう。

リリースする位置が毎回バラバラだと
当然トスはブレますので注意が必要です。

目標設定をしてトスアップ

トスをあげる際に、ボールばかり見るのはNGです。

ボールに集中したい気持ちは分かりますが、
トスはあくまで目的ではなく手段です。

○ インパクトがしやすい位置にボールを持っていくためにトスを上げる
× ボールに集中してトスを上げる
ということを忘れてはいけません。

ということで、
トスの際にボールを見るのは一旦やめて、
こういうふうに考えてみてください。
・スイングの軌道とインパクトの形をイメージする
・インパクトする位置に先に目線を持っていく(※頭は上げない)
そこに向かって自然とボールが吸い込まれる感覚でトスを上げる

これは誰もが経験したことのある
「ゴミ箱にティッシュを投げて綺麗に入る」
アレと同じです。

この時、テッシュをどういう風に投げるか
考えすぎるとゴミ箱に上手く入りませんよね。
つまり、ゴミ箱を意識するからしっかり狙えるのです。

この例えでいうと、
・投げるテッシュ=トスをする左腕(左手)
・ゴミ箱=スイングの軌道上にあるインパクト
です。

トスを上げる利き手ばかり意識するのではなく、
「目的地」を意識してトスを上げてみましょう。

トスの位置

次にトスを上げる位置です。

サーブの種類にもよりますが、
トスは一般的にベースラインよりも少し前に上げます。

初心者の方は、少し利き手寄りに上げたほうが
ラケットをスイングしやすいです。

サーブの種類によってもトスの位置は変わりますので
「必ずこの位置で打つ!」と思う必要はありません。

ネット上のどのあたりを通すかという
イメージを具体的に持つと、
打ちやすい場所が自然に定まってきます。

それよりも大切なのは「トスの高さ」です。

トスの高さが変わってしまうと
タイミングを合わせるのが難しくなるため
上手く打つことができません。

トスの高さに正解はないですが、
私が初心者の方にオススメしたいのは「低めのトス」。

当然ボールには重さがあるので、
トスが高ければ高いほど加速度を伴って落下してきます。
その加速したボールにタイミングよくラケットを合わせるのは難しいです。

低めのトスをあげることでブレも減り
タイミングを合わせやすくなるでしょう。

具体的には、インパクトしたい場所の
20センチほど上を狙う意識であげましょう。

慣れてきたら、徐々にラケット1本分〜1本半程
のポイントに上げるとゆったりとしたフォームで
打てるようになってくると思います。

ボールが頂点に達して一瞬空中に静止したボールを
背伸びしながら触りにいくイメージで打つと
上手くボールに当たりますよ。

※低いトスが良い、と書きましたが、
トスが低すぎる場合も高い打点で打つことができず
ネットが増えてしまします。
また、利き手の準備が遅れるため力みにつながり、
故障の原因となる場合もあるので注意しましょう。

上手く上げようと思わない

トスを安定させる方法の最後のポイントは
「トスを上手く上げようと思わない
」ことです。

「えっ?矛盾してないですか!?」
と思うかもしれませんが、これはとても重要です。

この考え方は自分にプレッシャーをかけないという意味でも
とても大切になってきます。

テニス歴20年以上の管理人も、
毎回同じ場所にトスをあげるのは難しいですし、
「トスをしっかり上げないと!」
と思えば思うほど、
トスがブレてしまった経験があります。

先程も書いた通り、
トスはサーブの種類や、太陽の位置によっても変わります。
つまり、いつも同じところにトスを上げる必要はない

高さのバラツキさえなければ、
トスは少しズレても問題ありません。

打ち終わりにバランスを崩さない程度であれば
問題ないので思い切って打っていきましょう。

練習方法

ラケットを担いでからトスを上げる

「トスを上げる動作」と
「ラケットを担ぐ動作」を同時に行うのは、
テニスを始めたばかりの方にとっては非常に難しいです。

そこでオススメするのが、
あらかじめラケットを担いでからスタートすること。

これなら「インパクト」や「狙う場所」
に意識を向けやすいので、
トスも安定してくるはずです。

歩きながらトスをあげる

トスを上げる動作は、
「体重移動」や、「タメ」を同時に
こなさなければならないので、
実際にはかなり複雑な動き・・・

いつもトスを止まった状態で練習している方は、
いざ打とうとした時に上手くサーブのモーションに
繋げられないのではないでしょうか?

そんな方にオススメの練習方法が
「歩きながらトスを上げる」です。

具体的には、
目線だけインパクト位置を見ながらトスアップし、
徐々に歩く距離を短くしていきます。

この時に顎が上がってしまうと、
腕を上げづらいと思うので気をつけてください。

最終的には歩く距離をゼロにし、
後ろ足から前足に体重移動しながら
トスアップします。
※どうしてもやりづらい方は前足から後ろ足でもOK

体重移動の起点と、
リリースする位置が安定してくると
トスアップがグッとしやすくなるはずです。

まとめ

この記事をまとめると
・ボールを指先で持たない
・使う筋肉と関節を少なくする
・リリース位置を一定にする
・打点を見ながらトスアップする
・トスの高さを揃える
・最初はトスは低い方が良い
・ボールを上手く上げようと思わない
・ラケットを担いでから練習
・歩きながらトスアップ練習

いかがでしたでしょうか。
あなたのヒントになるポイントはありましたか?

トスアップが上手くいくことと
サーブが上手くいくことは
必ずしもイコールではありませんが、
「トスアップが苦手だからサービスが苦手」
と思っている方はとても多いです。

この記事で、
トスの苦手意識を克服するお手伝いが
できれば嬉しく思います。

もし、何をやっても上手くいかない場合は、
フィジカルの問題かもしれませんので、
筋力、柔軟性を上げてみましょう。

テニスに必要なトレーニングについては
また書きたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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みや

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テニス歴20年(選手10年、コーチ10年)の管理人が、上達に役立つ情報やテニスギアに関する知識を発信しているブログです。主な指導実績は、インターハイ・全日本ベテランなど、自身も国体・インカレ・日本リーグに出場経験があります。

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