今回はナダル選手やワウリンカ選手が使用している
バボラの超定番ポリ「RPMブラスト」のご紹介。
ポリエステルガットの中でも打感が柔らかく、
スピンもかかりやすいため、管理人も長年愛用しています。
スピンをかけるには「表面が角ばっているガットが良い」
というのが一般的でしたが、
ブラストの登場でスナップバック(ガットの動き・戻り)
が重要という認識が強まり、
表面が滑るガットの開発が始まりました。
ガット界の常識を変えたほどの「RPMブラスト」ですが、
初心者の方には少し難しいガットになりますので、
テニスを始めてからいきなり使用するのはオススメしません。
その辺りも含めて、使用感やオススメセッティングなど詳しく解説していきます。
ブラストの性能
種類:ポリエステル
素材:高性能ポリエステル、シリコンコーティング
タイプ:反発系
ゲージ:120、125、130、135mm
カラーリング:ブラック
打感
打感はマイルドで打った時に
「ボコッ」とこもった音がするのが特徴。
ポリエステル全体で見た時に柔らかい部類に入ります。
反発性能
ポリエステルの中では反発性能は標準。
ガットのパワーも感じつつ飛びすぎない安心感があります。
わたしはボールの飛びを抑えたいので
ゲージ135mmを使用しています。
スピン性能
スピン性能は高め。
RPMブラストは8角形でシリコンコーティングのため、
ガットがよく動き、ボールを潰すように打ってもスピンがかかります。
こんな方にオススメ
・ナイロンガットを2週間程で切ってしまう方
・しっかり振った時のスピンとコントロール性能を求める方
ブラストは、テンション維持性能があまり高くないので、
ガットを張り替える頻度が少ない方にはあまりオススメしません。
ネットプレーなどのタッチ系のプレーをする方も
わざわざポリを使うメリットはないと思います。
どうしても使ってみたい方はナイロンガットや
ナチュラルガットと組み合わせて使用してください。
オススメのセッティング
スピンを求める男性プレーヤー(中級以上)
ラケット:ピュアアエロ ラファ 300g
ガット:ブラスト125 48P
まとめ
いかがでしたか?
ブラストは優れたガットですが、
初心者の方やシニアの方には
扱いにくい性能になっています。
ガットがあまり切れない方は
エクセルやシンガットフォースをオススメします。
しかし、
「ガットの張り替え頻度が増えてきた」
「もっと重いスピンが打ちたい」
という方には、オススメのガットですので、
ぜひ一度試してみて下さい。
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