なぜテニスにはスプリットステップが必要なのか?|その効果とやり方【テニスの基本】

テニス入門

テニスの練習というと、
ボールを打つことばかりに気を取られそうですが、
フットワークについても忘れてはいけません。

初心者の方にとっては、
「足を動かすのは大事」と頭で理解しても、
難しいと感じることが多いのではないでしょうか?

まず、フットワークの中で特に重要なのが、
動くための準備となる「スプリットステップ」です。

実は、スプリットステップはテニスだけではなく、
野球の守備で打球に反応する時、
バレーでスパイクに反応する時、
サッカーのゴールキーパーなど、
最初の一歩目が重要なスポーツではよく使われている技術です。

テニスでは、相手のボールが速くなったり、
動かされる状況になった時に
「スプリットステップ」が必要になってきます。

「教えられなくても自然にできている」
と思う方はこの先を読み進める必要はありません。

逆に、
「相手のレベルが上がったらボールに追いつけない・・・」
「テイクバックが間に合わない・・・」
と感じている方には参考になる記事になっていますので、
思い当たる方はぜひ最後までご覧ください。

なぜテニスにはスプリットステップが必要なのか?

「なぜスプリットステップが必要なの?」
「スプリットステップをした方が打ちにくい」
こう考えたことがある方は多いのではないでしょうか。

もちろんスプリットステップには目的が存在します。

・一歩目を素早く動くためのきっかけを作っている
・動きをいったんリセットし、バランスを整える
・相手のモーションを観察し、タイミングを合わせる

目的は大きく分けるとこの3つです。

動き出し

1つ目は一歩目を素早く動くためのきっかけ作りです。

当たり前ですが、止まった状態から動き出すよりも
「動いている状態から動く」方が素早く動けます。

動き出しが遅れると打点に入ることができず、ミスに繋がってしまいます。

練習の際は、スプリットステップを踏むことを目的にせず、
しっかりと着地後の1歩目を出すところまでを意識してください。

リセット

2つ目の目的は、動きをいったんリセットし、
バランスを整えるということです。

例えば、ストロークで横に振られて元の位置に戻る。
サービスを打ってボレーに出る。
このような場合はいきなりは止まれないので、
スプリットステップで動きをリセットします。

これをリセットさせていないと
・逆をつかれて動けない
・ロブで頭の上を抜かれる

といった残念なことになります。

観察

3つ目の目的は、相手のモーションを観察し、
相手のボールとタイミングを合わせるという意味です。

スプリットステップは
相手のスイング動作に合わせて行っていくため、
相手を観察しないと正しいタイミングで
スプリットステップを踏むことができません。

相手を観察するということは相手のスイング動作を
しっかりと見ることにつながりますので
相手の打ち方からボールの予測にもつながってきます。

簡単にまとめると、スプリットステップをすることで、
動き出しをスムーズにし→
バランスを整え→
相手を観察して予測し→
打点に素早く入り→
ミスを減らす事につながるのです。

スプリットステップのやり方

正しいスプリットステップのやり方は次のとおり。

①構えて相手を観察(小刻みに足を動かす)
②相手のスイング動作に合わせて足を開く
③ボールが相手のラケットに当たった瞬間に着地

スプリットステップのタイミングは非常に重要で、
相手のラケットにボールが当たった瞬間に着地ができると
動き出しがスムーズになります。


画像のようなパワーポジションを
意識して行ってみてください。

スプリットステップのよくある間違い

スプリットステップのよくある間違いは、
「高くジャンプ」することです。

正しいスプリットステップは下方向に重心が向かうのに対し、
ジャンプは上方向に力が働くので、
真逆の動きとなってしまいます。

スプリットステップをしているけど、
動き出しも遅くなるし
タイミングも合わないという方は
高くジャンプをしている可能性大ですので見直してみてください。

※運動強度が高いトッププロは地面半力
を最大限に利用するため高く飛ぶ場合があります。

具体例

見ていただいた方がイメージが湧きやすいと思いますので、
フェデラーのスローモーション動画のリンクを貼っておきます。

見ていただいた方はお分かりいただけたかもしれませんが、
両足で着地している時と、
少し足をズラして着地している時があったと思います。

移動距離の長い時に行うスプリットステップは、
身体が空中に浮いている状態でボールの行方を見極め、
着地時にはすでにどちらに動くかを決めています。

例えば相手が右に打ってくるとわかったと時、
右の膝を少し緩めて、体の軸を右側に傾けながら、
主に左足の力を利用した方が早く動けます。

ですから、動画のように足が微妙にズレたステップになるわけです。

もちろん、初めから足をズラしたステップ
をする必要はありません。

正しい予測が出来れば自然にこの形になるからです。

スプリットステップの習慣がついてきたら、
徐々に「正しい予測」を目指していきたいですね。

まとめ

この記事では、「スプリットステップとは?」
を解説しました。

・そんな効果があるなんて知らなかった
・意味も分からず飛んでいた
・いつも観察なんてしていないなかった
このような方のヒントになれば嬉しいです。

「テイクバックが遅れる方」
「苦手なショットがはっきりしている方」
は、スプリットステップが
失敗している可能性がありますから、
心当たりのある方はぜひ
「正しいスプリットステップ」
トライしてみてください。

それではまた次の記事でお会いしましょう。

 

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みや

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テニス歴20年(選手10年、コーチ10年)の管理人が、上達に役立つ情報やテニスギアに関する知識を発信しているブログです。主な指導実績は、インターハイ・全日本ベテランなど、自身も国体・インカレ・日本リーグに出場経験があります。

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テニス歴20年(選手10年、コーチ10年)の管理人が、上達に役立つ情報やテニスギアに関する知識を発信しているブログです。主な指導実績は、全国中学生・インターハイ・全日本ベテランなど。自身も国体・インカレ・日本リーグに出場経験があります。

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