ボールとの距離感が合わない方へ。目を正しく使う方法【テニス】

スキルUP

今回の記事はプレー中の視界について私の考えをまとめました。

・相手のいろんなボールに対応できない
・フォアとバックの判断が遅れる
・ボールとの距離感が合わない

こんな悩みがある方には参考になる内容になっていると思います。

テニスは視覚で得た情報と身体の動きを合わせていくスポーツですので
「目の使い方」が非常に大事になってきます。

プレー中の「目の使い方」や「視界」というのは、
私自身無意識に行っている部分なので言語化するのが大変でしたが、
あなたの参考になれば嬉しいです。

テニスは目の使い方が大切

人間は外界の情報の70%~80%を目から得ていると言われています。

日が落ちて周りが暗くなり、プレーの質が下がってしまった事がある方は多いはず。

極端ですが目隠しをしてテニスをすることは不可能です。

この事からも分かるように、私たちは目からの情報に頼ってテニスをしているんですね。

「それは分かるけど具体的にどうしたらいいの?」
「ボールをしっかり見ればいいの?」
こう疑問に思う方も多いと思います。

私は初心者の頃「打つ瞬間までよくボールを見なさい」
とコーチからアドバイスをもらいましたが、
ボールを見すぎると逆に身体が動かなくなった経験があります。

ある程度上達してから思ったのは、
最後までボールを見る”意識”は大切だけど
ボールだけを見てプレーするのはナンセンスだということです。

ボールをしっかり見るだけではなく、
広い視野で相手のポジション、相手の打ち方
を確認しながら視界の中でボールが近づいてきて
ピントが合っていく感覚が大事だと思っています。

目の使い方が上手くなると・・・?

目の使い方が上手くなると相手の打ち方から予測をしたり、
ボールの方向・スピード・軌道・回転が分かるようになり、
判断力が上がります。

さらに
①良いポジションにすばやく入る
②重心が落ちる
③打点を前にする

この条件が揃えば視界の中に相手とボールが入るため
「相手の打ってくるコースが予測できる」
「ボールがゆっくり見える」
こんな感覚になったりもします。

ここからは、そんな「視界」を身につけるために
何が必要なのか、私が普段どのように目の使っているか
を例に挙げながら解説していきます。

ボールとの距離感が合わない方はぜひ参考にしてください。

管理人の目の使い方

私がプレー中、具体的に何をしているかといいますと・・・

①自分のガットにボールが当たった瞬間に予測する
(自分の打ったボールのスピード、高さ、深さ、回転を見て相手のプレーを予測)
↓↓

②相手を見てどんなボールを打って来るのか予測する
(相手が打つ瞬間にスプリットステップをして目は相手を観察、足は反応できる状態にする)
↓↓
③ボールの方向、スピード、軌道を見てバウンド後の打点を判断する
(左右の判断をした瞬間に身体をターンしてテイクバックし、ボールのスピード、軌道からバウンド後を予測し動き出す)
↓↓
④ボールに集中し打つ動作を行う
(バウンドに応じてタイミングを測り、ローディング→インパクト)
↓↓
⑤打った後はボールだけに集中するのではなくボール&相手の体勢やポジションも確認
(繰り返されるラリーに対応するために足でリズムを取りながら相手を観察)

大雑把な言い方をすると
「足を動かしながら広い視野でプレーする」という事です。

確かにボールを最後まで見るという意識は大事です。

しかしボールを見すぎて足が止まったり、
視野が狭くなり相手の動きが見れていない場合は
予測が遅れて良い準備なんてできませんよね。

という事で、ここからは私のボールの見方をもう少し詳しく解説します。

ボールとの距離感を合わせるには?

結論から言いますと、
ボールとの距離感を合わせるには、
「予測」「判断」が大切です。

正しい打点に入るために、相手のボールが
・どんな回転なのか?
・どのくらいの深さなのか?
・どんなスピードなのか?
など、予測と判断をしなければなりません。

予測というと、多くの方は相手の情報から導き出そうとしますが、
実は自分が打った瞬間から予測は始まります。

あなたはフレームショットをした時に
「やばい!」を思ったことはありませんか?

これは無意識のうちに
フレームショットをしたからボールが浅くなるかも・・・
威力がないから相手に攻められるかも・・・
と予想しているためです。

極端な例を出しましたが、
この「打った瞬間の予測」は全てのショット
で行わなければなりません。

予測をする上で大切なことは
・打った瞬間のボールの感触に敏感になる
・打ったボールのスピード、深さ、高さ、回転、軌道を見る
これをするだけで、
次の相手のプレーが予測できるようになります。

相手を見て予測

次にやることは、相手を見て予測することです。

相手が打つ時には動き出しやすい姿勢で相手の体勢と打ち方を確認し
どんなコースにどんなボールが来るか予測をしましょう。

この時はボールだけを見ている訳ではなく
広い視野でボールと相手を見ているというイメージです。

そして、相手のポジションやフォームを見て、
攻めてくるのか、コースはどこなのか、
スピン回転なのかスライス回転なのかを判断しています。

※相手がどんなボールを打って来たか分からない方は、
まずは相手の打ち方を確認しましょう

相手のボールを見て動きの判断

次に相手がボールを打った後の私が行っている判断の仕方を順番に解説します。

①相手が打ってきたボールの方向を見る
⇨フォアバックの判断をし上体をターンしテイクバックを開始する。
上体をターンすることで完全に正面向きではなくなるため、
ボールの奥行きが分かり、距離感がつかみやすくなる。
(フォアとバックの判断が遅い方は相手のボールが左右どちらに来たかを素早く確認する)

②ボールのスピード、軌道を見る
⇨深さを判断し構えながらボールがバウンドする前に移動を開始する。
(打点に入るのが苦手な方は、軌道の予測が甘い&バウンドしてから動き始めている可能性あり)

③ボールがバウンドしてからはインパクトに集中する
基本的にはボールがバウンドしてからインパクトの正確性を上げるためしっかりボールを見ています。
重心を落として素早く打点に入ることができれば、
速いボールであっても止まって見える感覚があります。

(ボールを見る時間がない方は準備が遅い可能性あり)

打つ瞬間の視野

先程の「重心を落として素早く打点に入る事」ができれば
打つ瞬間はボールをしっかり見つつ相手コートもボヤッとではありますが見えています。

ただ最初にも書いたように、打つ瞬間に鮮明にボールが見えているかと言われれば答えはNOです。

相手コートばかり見てフレームショットが多い日はもちろんボールを最後まで見る意識をしますし、
ボールしか見えていなければ打点が遅れたり重心が高くないか確認しています。
(これがしっかりできればフレームショットはかなり減らせると思います)

打った後の視野

打った後はボールだけを見ているというより
相手もボールも広い視野でどちらも見ています。

大切なのは、足でリズムを取りながら
自分の打ったボールを確認し、
相手のポジション・体勢・打ち方から

どんなボールが来るのか予測することです。

まとめ

今回は私のプレーを言語化してみましたが、
いかがでしたか?

正直、ここまで一気に考えすぎると
逆に体が動かなくなってしまうと思うので、
できるところから少しずつで構いません。

ただ一つ言えるのは、
距離感を掴むのが上手な人は、
プレー中の「視界」「景色」
があまり変わっていないということ。

ボールとの距離感が悪い方は、
体のバランスが崩れて「視界」がブレていたり、
予測、判断が甘い、もしくは遅い可能性が高いです。

ボールとの距離感に悩む方に意識して頂きたいのは・・・

・自分のガットにボールが当たった瞬間から予測
・相手の打ち方を見てどんなボールが来るか予測
・ボールの方向を見てフォアかバックどちらに来るのか見極め上体をターンする
・ボールのスピード、軌道を見てバウンド後のボールを予測し打ちやすい打点に動き出す
・打つ時はボールを見る事を「意識」してラケットのスイートスポットでボールを捉える
・打った後は足でリズムを取りながら相手のポジション、体勢を確認

このような感じです。

こうする事で冒頭にも書いた
①良いポジションに素早く入る
②重心を落とす
③打点を前にする

事が可能になり
「ボールがゆっくり見える」感覚を体感する事ができると思います。

ただ慣れるまでは実際のラリーでここまで全て意識する事が難しいと思うので、
簡単な球出しから始めていき、
徐々にラリーに移行していただければと思います。

この記事があなたの上達のきっかけになれば嬉しいです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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みや

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テニス歴20年(選手10年、コーチ10年)の管理人が、上達に役立つ情報やテニスギアに関する知識を発信しているブログです。主な指導実績は、インターハイ・全日本ベテランなど、自身も国体・インカレ・日本リーグに出場経験があります。

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